Spigen「ウルトラ・ハイブリッド」購入。iPhone 13 mini用の耐衝撃ケース

iPhone 13 miniにケースを装着

新しく購入したアップルのスマートフォン「iPhone 13 mini」に装着するケースとして、Spigen(シュピゲン)の「ウルトラ・ハイブリッド」を購入しました。背面が透明になっているため、リンゴのマークが映えるアイテムです。

iPhone用のケースは数が膨大なので、選ぶのに迷いましたが、とても気に入っています。耐衝撃のケースでありながらも、スリムかつゴツくないデザインが魅力です。

筆者は迷ったらSpigenのケースを選ぶのですが、今回のモデルでも期待を裏切らない仕上がりでした。隙間もなくピッタリと高精度にフィットしてくれるほか、細部の仕上げや質感も高く作られています。

2つの素材を合わせたハイブリッドケース

ウルトラ・ハイブリッドは、側面にブラックのTPU素材、背面にポリカーボネートという2つの素材を組み合わせたケース。米軍の調達基準になるMIL規格を備えているなど、保護性能の高さもポイントです。

Spigen ウルトラ・ハイブリッド

個人的にSpigenのTPU素材は高く評価していて、長く使ってもベタつかずサラサラで、また黒いので黄ばむこともありません。透明のTPUケースは1-2ヶ月で黄色くなってしまいますが、そういったこともなく、経験的には2年以上使っても大丈夫です。

また、背面が透明になっていることが、本ケースを選んだ一番の理由といえます。筆者はこれまでAndroidユーザーだったこともあり、iPhonoらしさを象徴する“リンゴマーク”が見えるというのは魅力でした。

Spigen ウルトラ・ハイブリッド

なお、背面が透明のケースは他メーカーからもラインナップされていますが、ハードケースは衝撃を吸収しないため保護性能が心もとなく、一方で柔らかいTPUケースは、素材的に黄ばむ可能性があります。そういったことから、保護性能と見た目を兼ね備えた “ハイブリッドタイプ” を選んだわけです。

また、ハイブリッドタイプには、側面TPU+背面ガラスのタイプもありますが、ガラスだと重くなったり割れる可能性があるため、ポリカーボネートのほうが安心です。

仮にケースのガラスが割れても本体は守られるとは思いますが、カメラの保護フィルターのように、割れたガラスが本体を傷つける可能性があります。その点、ポリカーボネートは、CDやDVDなどにも使われている強化プラスチックなので、簡単には割れません。

落としても安心かも?な耐衝撃性

MIL規格を満たすほどの保護性能と先に触れましたが、それを実現するための工夫も施されています。これは他のハイブリッドケースにはない特徴です。

そのひとつが、側面のTPU素材内側に設けられたエアクッション。一般的にスマホのガラスが割れる原因は、角から落下した衝撃で本体が瞬間的に変形することですが、この衝撃を吸収してくれる仕組みです。TPU素材自体が柔らかいので衝撃を吸収してくれますが、その効果をさらに高めてくれます。

エアクッション

また意外だったのが、背面のポリカーボネート素材にも衝撃吸収の仕組みが施されていたこと。ひとつ前に使っていた「リキッド・エアー」は背面もTPU素材で安心でしたが、今回はプラスチック素材のため、背面の保護性能は不安だった部分でもあります。しかし、その心配は杞憂でした。

写真からの見た目ではわかりにくいのですが、ケースとスマホは触れておらず、隙間が1-2mmほどあいています。衝撃がそのまま伝わらないようになっているため、落としてもiPhoneの背面ガラスが割れにくい設計といえます。

iPhone 13 mini ケース装着時のカメラ部分

iPhone 13シリーズではカメラの高さが増したことで、ネガティブな意見も多かったようです。このケースでは、カメラよりも高い位置の土手が作られていて、机に置いてもぶつからないようになっています。これなら安心です。

また、背面の四隅に突起がつけられていて、机の上でカタカタしにくいのもポイント。カメラ部のほうが高いため、フラットにはなりませんが、ケースを付けない状態よりも机に置きやすくなりました。

ウルトラ・ハイブリッド

iPhoneのデザインが活かせる&高い保護性能

Magsafeに対応していないのは残念なところですが、通常のワイヤレス充電については問題なく行えます。ケースの作りもよく、また耐衝撃性能によって安心感して使えるなど、個人的におすすめしたいケースです。iPhone 13 miniに装着すると横幅は約5mmプラスの約69mmになってしまいますが、片手でも持てるサイズにはとどまってくれます。

そしてやはり特に気に入っているのが、背面が見えるということ。本体の色やリンゴマークが隠れないので、アップルならではのデザイン性の高さが活かせます。特に筆者の購入したiPhone 13 miniのミッドナイトカラーは、やや青みがかったブルーという独特のカラーなので、これが見えるのは嬉しいことです。

ウルトラ・ハイブリッドとリキッド・エアー
左側がPixel 5に装着した「リキッド・エアー」、右がiPhone 13 miniに装着した「ウルトラ・ハイブリッド」

Spigenのケースはこれまで使ってきた経験上、耐久性も高く長く使える印象です。具体的に使ったのは4モデルほどですが、1-2年使っても、まだまだ使えるような状態を維持していました。今回のポリカーボネート素材は初めてのため、どれだけ耐久性があるかはわかりませんが、1週間使用したところでは、あまり傷は増えていません。

余談ですが、ディスプレイ保護として貼り付けた、NIMASOのガラスフィルムにも干渉なく使えています。むしろ隙間なくぴったりで、これは良いチョイスだったのだと実感しました。そういったこともあり、ケース選びに迷った方は、ぜひ試してほしいと思うくらいに気に入っているアイテムです。