サーマレスト「ネオエアーXライト」を購入。小さく収納できて高性能

膨らませた状態のネオエアーXライト

キャンプへ行くのも躊躇してしまう昨今ですが、たとえ行けなくても、ネットを見ていると新しいギアが欲しくなってくるもの。今回は、新しいマットを購入してしまいました。

購入したのは、サーマレストの「ネオエアーXライト」というモデル。空気を入れて膨らますタイプのマットで、値段は約26,000円と大奮発です。

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まだ届いたばかりですし、キャンプサイトで試せるのもしばらく先だと思いますが、すでに満足。購入してよかったと感じています。

というのも、これまでずっと愛用していた同社の「トレイルスカウト」の不満点が解決できたから。バイクキャンプには積載できる制約があるため、コンパクトに収納できるモデルに買い換えたいと思っていたのでした。

念のために言っておくと、トレイルスカウトもとてもいい製品です。サーマレストとしては安く、しかも表面がウレタン素材なので寝袋が滑りません(ちなみにネオエアーXライトは滑ります)。そのうえ、断熱性能もあるなど、コスパに優れたモデルだと感じています。

ネオエアーXライトとトレイルスカウトのサイズ比較

とはいえ、内部にフォームが入っている自動膨張式のマットと比べると、大きさについてはネオエアーXライトのような空気式が圧勝です。それにトレイルスカウトは、肉抜きのないフォーム素材のため、肉抜きされている自動膨張式の上位モデルと比べると、収納サイズが大きい部類でした。

スタッフサックに入れた状態で大きさを比べて、二周り三周りどころではなく、数倍といえる差があるように思います。ここまで小さくなれば、荷物の小型化に貢献してくれるはず。

ポンプサップがこんなに楽だとは

自動膨張式のトレイルスカウトですら、最後には息を吹き込んであげる必要があり、そこそこ大変です。なので、全て空気で満たす必要があるネオエアーXライトは、さらに大変だと思っていたのですが、そんな心配は杞憂でした。

ポンプサックで空気を入れている様子

それが、付属のポンプサック。ポンプサック自体を始めて使ったのですが、一度に多くの空気をいれることができるため、息を吹き込むよりも圧倒的に楽です。薄い布なので邪魔にならないですし、電動ポンプをあえて買う必要がないように思います。

さらにバルブの変更も、空気の入れやすさに貢献しています。2019年からサーマレストのバルブが一新され、内部の弁で空気が戻らないウイングロックバルブに変更されたようです。これまで使っていたトレイルスカウトでは、旧来のクラシックバルブなので、内部の圧力を高めたくても、空気が押し戻されて苦労していました。

ウイングロックバルブとクラシックバルブ

また、空気式のエアーマットは、「空気を入れにくく抜きにくい」というイメージがありました。実際、友だちが持っていた安いエアーマットは、空気を抜いて収納するだけでも運動になるレベル。その苦労を覚悟していましたが、ネオエアーXライトでは、特に抵抗感もなく、あっさり空気が抜けます。試したところ、空気が入った状態から、ちょうど2分で収納までできてしまいました。

エアーマットは、風船のように内部が1つの空間ではなく、いくつもの部屋に別けたような構造が一般的です。これは寝心地を向上させるもので、寝返りで体重が一部分にかかったときなど、内部の空気が偏らないように工夫されています。

実際、ネオエアーXライトの寝心地はよく、全体で体重を分散している感じがあり、さらにエアーマットでありがちな跳ねる感覚も少ないです。このあたりはさすがサーマレストというべきか、そこそこの値段がするだけの性能はあります。

断熱性能に期待

ネオエアーXライトを選んだ理由は、断熱の高さです。断熱性能をあらわす数値として「R値」というものがありますが、ネオエアーはR4.2。メーカーサイトの説明では3シーズン用と書いてありますが、雪の上でなければ冬でも使えるようです。同社ではR6.9の「ネオエアーXサーモ」というモデルもありますが、そこまではいらないかなと今回は選択肢から外しました。

収納中のネオエアーXライト

これまで使っていたトレイルスカウトのR値は3.1。低い水準ではないのですが、実際にキャンプ場で使った際、背中からの冷気で起きてしまうことがありました。なお断熱性能というよりも、マットが薄いため、地面からの冷気がそのまま直撃した可能性はあります。実際、足については冷気を感じませんでした。

余談ですが、購入する際には、ニーモの「テンサーアルパイン」というモデルと迷いました。ニーモのほうが収納サイズが小さくR値も高いのですが、耐久性に不安があり、今回はサーマレストを選んだかたちです。テンサーアルパインは20Dという薄い素材で、サーマレストは30D、5年保証もあります。エアーマットで穴が空くのは怖かったため、丈夫そうなサーマレストを選びました。

これまで寒い時期のキャンプは敬遠していたのですが、より断熱性能の高いマットを購入したので、より行ける時期が広がるのではと期待しています。

実際にキャンプで使用

実際にキャンプで使ってみました。使用したのは11月の秩父。この時期にしては冷え込む日で、就寝時の外気温は5度くらいでしたが、その後0度ほどまで落ち込みました。これは、前まで愛用していたトレイルスカウトだと厳しいレベルです。

寝袋とキャンプマット

これまでトレイルスカウトでは、横になってすぐに背中に冷気を感じていましたが、ネオエアーXライトではそのようなことは皆無。しっかりと地面からの冷気を断熱してくれているようです。

キャンプ場の地面は小さい石などがありゴツゴツしていますが、本モデルはマット自体の厚さがあるため、背中にまで全く凹凸が届きません。トレイルスカウトでは薄いこともあり、少し大きめの石だと背中に痛みを感じていたものでしたが、そういった心配は皆無です。

やや勇気のいる買い物でしたが、コンパクトな収納サイズ、そして使いやすさに満足しています。断熱性もしっかりとしているので、寒い時期にキャンプを行く方におすすめしたいマットです。

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執筆:びゃらま