安くても十分、約600円の「WF-1000XM4」保護ケース

WF-1000XM4をシリコンケースに入れた状態

ソニーの完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM4」は、発売されて間もないこともあり、保護ケースの種類があまり多くはありません。ケースを着けないという選択肢もありますが、せっかくなら、傷を気にせずに使いたいものです。

そこでお試しにと購入してみたのが、Amazonで見つけた590円のシリコンケース。安いからとあまり期待はしていませんでしたが、正直なところ十分で、壊れるまでは使っていけそうです。

実をいうと、届くまでは不安でした。Amazonのレビューは、いわゆるサクラが多く、高評価もあてになりません。また、AmazonでWF-1000XM4のケースを調べてみると、多くの製品がヒットしますが、どれも似たような見た目。もしかすると製造元は同じで、全部同じ製品なのでは? と思えてしまいます。

WF-1000XM4用のシリコンケース

「同じならば安いほうがいいや」と購入したのが、今回の品。おまけでカラビナも付いています。傷から保護できるだけでなく、シリコン素材なので、落とした際にも衝撃を吸収してくれます。それに滑り止め効果もあるので、落としにくくもなりそうです。

今回、黒色のシリコンケースのほかに、透明のTPUケースも多数見かけました。なお、TPUは黄ばみやすいので注意。購入1ヶ月くらいまではまだいいのですが、気がつくと劣化で黄色く変色してしまいます。シリコンも経年劣化でベタつく場合がありますが、TPUよりは長持ちです。

シリコンケースに入れたWF-1000XM4の正面

実際に装着してみても大きさがちょうどよく、何かの拍子にケースが取れてしまうような心配はなさそう。わずかにケースのほうが微妙に大きいようですが、遊びはほとんどなく、ピタッとはまっています。

そして、ステータス表示用のLED部分に切り欠きもあるので、充電状況なども確認可能。もともとの利便性が犠牲にならないのもポイントです。

シリコンケースに入れたWF-1000XM4の裏面

背面には、充電用のType-C端子の部分に穴が空いています。もちろん、ケースを装着したままのワイヤレス充電も可能でした。

Amazonのレビューを見ていると、上下をつなげている部分がバネとして働いてしまい、ケースを開けづらくなる製品もあるようです。本製品はそんなことはなく、冒頭の写真のように、装着したままでも開いた状態で固定できました。

いずれはSpigenなどのメーカーから高品質なものが出てくると思いますが、それまで傷を恐れて使うのも面倒です。本ケースは590円という低価格で購入できるので、それまでのお試しとして買ってみてもいいかもしれません。それに思ったよりも十分に使えるため、壊れるまではこのままでも良さそうです。