「Oculus Quest 2」64GBと256GB、どちらを買うべき?

Oculus Quest 2(出典:Oculus公式サイト)

9月17日に、VRヘッドセット「Oculus Quest 2」が発表されました。初代「Quest」から全面的に進化し、小型化、画面の高解像度化、SoCのパフォーマンス向上を遂げています。

そして注目すべきは、その価格です。64GBと256GBの2モデルがラインナップされ、64GBは税抜33,800円、256GBは税抜44,800円。税込みですが64GBで49,800円であった初代と比べると、大幅に安くなっています。

では、64GBと256GBのどちらを買うべきなのか?安いからと、64GBモデルを選んでしまって本当に良いのか。迷っている方は多いと思います。正直、筆者もどちらを予約するか迷いました。

結論としては、「64GBでも十分に使える。でも思う存分楽しみたいなら256GBのほうが後悔しないかも」です。ここからは、どのような使い方であれば64GBで十分なのか、それとも256GBが必要なのかということについて考えていきます。

はたして64GBで十分?

筆者愛用の初代モデル「Oculus Quest」

筆者は初代Qustのユーザーであり、128GBのモデルを使用しています。まずは、この使用状況から考えていきましょう。

使用している容量は全体の約半分。インストールしているソフトは、BeatSaber、Eleven Table Tennis VR、VRChat、FitXR、YouTube、PrimeVideoVRくらいなので、あまり多くはありません。初期インストールのデモタイトルが何本かあるので、それを消すとさらに余裕はできるはずです。

ゲーム自体の容量は、BeatSaberが634.5MB(以下、公式ストア記載の数字)、Eleven Table Tennis VRが708.0MB、FitXRが1.28GBといった状況です。

ストアを散策すると、3.47GBの「Robo Recall: Unplugged」、2.76GBの「Onward」といった重量級のタイトルも見つかります。逆に、フィットネスゲームの「OhShape」は316.6MBなど、比較的軽量のタイトルはいくつもあるようです。

ストレージはゲームだけでなくシステムにも使用されますが、その容量は約10GBちょっと。たとえば1本あたりの平均を1.5GBと考えると、単純計算で約30本のゲームが入ります。インストールするゲームの容量次第ですが、ふつうに遊ぶには、64GBで十分に楽しめる水準です。

また、PCと接続してVRを楽しむ「Oculus Link」をメインにする場合は、64GBで十分です。データはPCに保存するので、Quest 2に保存するものは特になし。関連して、YouTubeやNetflixなどコンテンツ視聴を楽しみたい方も、ストリーミング再生なら本体のストレージ容量は必要としないので、64GBで問題ないと思います。

256GBが必要な場合

気をつけておきたいのが、QuestもQuest 2も、あとからのストレージ拡張はできないということです。microSDカードに対応していないため、容量が足りなくなった場合、データを消すか、64GBモデルの場合は256GBに買い換える必要が出てきます。

では、256GBが必要なのはどのような使い方なのか。やはり、データやゲームをたくさん保存したい、そしてヘビーに使いたい場合は、256GBのほうが良いと思います。

先ほど記者は128GBで半分くらい使っていたと説明しましたが、ゲーム自体の容量はあまり多く使っていませんでした。ストレージを圧迫していた原因は、画面の録画です。

使わない方も多い機能だとは思いますが、初代Questでは40分で1.5GBくらいの容量でした。この容量では、64GBだとすぐに使い切ってしまいます。(こまめにPCに移動すれば問題ないので、使い方次第ではあります)

BeatSaberプレイ中のスクリーンショット(Oculus Questにて)

BeatSaberでカスタム曲をプレイしたい方も注意です。筆者もQuestではカスタム曲が遊べるように改造しています。容量は約500曲で5GBくらいなので、特段大きくはありませんが、友達では10GBほど締めているようです。BeatSaberがメインであれば問題ありませんが、その他にもいろいろなゲームをやりたい場合、容量が足りなくなってくる可能性もあります。

いくつか例を紹介しましたが、いくつか気になるゲームを入れてたまに楽しむくらいの使い方であれば、64GBで困ることはないと思います。

とはいえ、BeatSaberのカスタム曲、頻繁な画面録画、多くのゲームをインストールするといった少しヘビーな使い方をしようと思うと、64GBでは余裕がない場合も出てくる可能性もあります。

余談ですが、Quest 2の発表会では、アサシンクリードやスプリンターセルの新作も明かされました。発売は先かと思いますが、このような大型タイトルだと1本あたりの容量が大きい可能性が高いです。

また、Quest 2ではスペックや解像度も上がりましたし、低価格もあって大きな注目を集めています。高画質・高品質の大型コンテンツが増えていくと、容量の大きいコンテンツが増えていきますし、現在は容量の小さいゲームであっても、アップデートで増えていく可能性もあります。

今回は、Questにおける筆者の使い方から、Quest 2の最適な容量を考えてみました。大部分の方は、64GBでも問題なく使えると思います。もしヘビーな使い方をするのであれば、256GBを検討してみてもいいかもしれません。

最終的には個人の使い方によるので、確実に○○GBと断定できませんが、選ぶ際の助けになりましたら幸いです。では後悔のない選択を。