友達のキャンプ道具、モンベルのチタンカップが羨ましい

友達が使用しているマグカップが、モンベルのチタンカップ。シングルウォールなので、シングルバーナーなどでそのまま加熱できて便利だ。チタンのダブルマグを使っている僕としては、特に冬は羨ましく感じることも多い。

そのチタンカップだが、友達は焚き火台の上に置くことが多い。確かに置くだけで水も沸騰してしまうし、ガスの消費もいらない。さらに冷えたら上に戻すだけで、あつあつの飲み物を常に飲むことができる。

そういった点では魅力なのだが、いかんせん落ちそうで怖い。ネットで調べると、同じように乗せている人も多いようだが、友達はすでに何回かこぼしたりもしていて、とてもスリルがあるなと感じる。

それに、カップの裏がススで汚れてしまうというデメリットもある。ある程度の汚れは“味”として醍醐味になるが、この場合、軽く触れただけでも手に汚れがついてしまう。白い服を着ている場合には、気をつけなければならい。

シングルウォールなので口をつける部分も熱くならないかと思ったが、それは問題ないようだ。ステンレスだと熱伝導で、口の部分もやけどするほどの温度になる。しかし、チタンは熱伝導しにくい素材のため、焚き火台で加熱してもやけどする温度にはならないようだ。

筆者の愛用している、スノーピークのダブルウォールマグでは、中に空気がはいっているため加熱できない(加熱すると空気の体積が増えるので、変形や破裂につながる可能性がある)。それに内部は真空ではないため、断熱性もそこまで高くない。メリットといえば、飲み口が丸いので口当たりがよいくらいかもしれない。

シングルウォールであれば、焚き火台は別にしても、シングルバーナーで加熱ができる。冬のキャンプではすぐに飲み物が冷えてしまうが、そういった場合でも困らない。てっきりダブルウォールのほうが上位モデルだと思っていたが、シングルウォールのほうがいい場合もありそうだ。