「Quest 2」シリコンカバーが無料配布。注文方法を解説

(出典:Oculus公式サイト)

Oculus(Meta)から、シリコンカバーの配布と128GBモデルの追加が発表されました。このうちシリコンカバーは、これまでの接顔カバーの上にかぶせて使う、着脱式のものです。

8月24日以降に購入する人については、このカバーが同梱されるのですが、すでに持っているユーザーは自分で注文する必要があります。なお、価格は無料です。

シリコンカバー(出典:Oculus公式サイト)

筆者も早速注文をしてみましたが、やや分かりにくいと感じた部分もありました。以下で解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

公式サイトのマイページから注文

シリコンカバーを注文するには、公式サイトのデバイスページ(https://secure.oculus.com/my/devices/)にアクセスします。ログインを求められますので、まずはログインをしてください。

デバイスページのスクリーンショット

デバイスページにアクセスすると、すでに持っているQuest 2が登録されていると思います。そこに「シリコンカバーをリクエスト」というボタンがありますので、こちらをクリックしましょう。

すると専用ページに移動しますので、Oculus Quest 2本体を使っているユーザーは、「Quest 2に同梱されていた接顔部を使用しています」をチェックします。

注文フォームのスクリーンショット

発送先の情報を入力

続いて、発送先の情報を入力します。ここで気をつけたいのが、英語で住所などを入力する必要があること。以下では、それぞれの項目ごとに、入力例を紹介していきます。

氏名や電話番号などを登録

最初に連絡先情報として、名前、メールアドレス、電話番号を入力します。名前はローマ字なので、たとえば山田太郎でしたら、名にTaro、姓にYamadaと入力します。

注文フォームの連絡先

メールアドレスは、いつも使っているものを入力するだけですが、アカウントに登録されているものが、最初から入力されているはずです。

電話番号については、国別コード+電話番号になっています。日本のコードは+81ですので、初期設定のままで大丈夫だと思います。また電話番号については、最初の0を消して入力してください。たとえば080-1234-5678なら、80-1234-5678と入力すれば大丈夫です。

住所を入力すれば完了

あとは住所を入力するのみ。英語の住所に慣れない方は、住所変換サービスがあるので、そちらで確認してからの入力をおすすめします。

項目としては、町名・番地、それ以降の住所、市区町村、都道府県、郵便番号が用意されています。例として、ヨドバシAkibaの住所(〒101-0028 東京都千代田区神田花岡町1-1)を使って解説していきましょう。

注文フォームの住所情報

町名・番地には、「Kanda-Hanaokacho 1-1」の部分が入ります。また、それ以降の住所のところには、マンション名などを入力します。任意ですので、こちらは空白でも大丈夫です。

あとは市区町村に「Chiyoda-ku」、都道府県に「TOKYO」と入力すれば大丈夫。郵便番号はハイフンが必要で、「101-0028」となります。

以上を入力すれば、あとは「送信する」を押すのみ。仮にエラーが出た場合、郵便番号をもとに正しいものを提案してくれますので、それに従って修正・送信すれば完了です。

あとは4週間待つだけ

送信すると、「ありがとうございました。」というメッセージとともに、注文番号が表示されます。発送は4週間以内としており、発送次第、先ほど入力したメールアドレス宛に通知が送られます。

注文完了のメッセージ

また、メールアドレス宛にも注文確認メールが届いていました。商品の値段だけでなく、送料も無料になっています。

注文確認メール

シリコンカバーは、夏のように汗をかく場合に便利です。標準の接顔カバーは汗を吸ってしまいますので、長時間のプレイではどんどん不快になっていきます。シリコンカバーなら拭き取るだけなので楽ですし、無料なので、ぜひとも注文をおすすめいたします。

追記:シリコンカバーが届きました

注文から約1ヶ月ちょっとで、シリコンカバーが到着しました。思っていたよりも薄手のデザインで驚きましたが、しっかりと接顔パーツにフィットしてくれます。

シリコンカバーを装着したOculus Quest 2

サードパーティから発売されているシリコンカバーを想像していましたが、本品はかんたんに着脱できるような形状ではなく、一度付着けたらそのままにしておくような格好。その分フィット感が強いので、最初からこうだったのではと思うくらいに馴染んでくれます。

早速装着してみたところ、デフォルトのものと比べて汗を吸い取らないので、Beat Saberのような激しいゲームでも安心してプレイできました。一方で、眼鏡の場合はテンプル(つる)の部分がシリコンで滑らないので、筆者の場合は装着が少し面倒になってしまいました。

繰り返しになりますが、無料でもらえるので、もらっておいて損はないはず。届いたら着けてみて、合うようなら使っていくかたちでも良いのではないでしょうか。