「あつまれ どうぶつの森」のエスプレッソマシン。この元ネタって…

発売直後から人気が尽きない「あつまれ どうぶつの森」。筆者もプレイヤーの一人として、日々島ぐらしを楽しんでいる。

そしてこのゲーム。家具として多くのコーヒーアイテムが登場するのだが、先日ついに念願のアイテム「エスプレッソマシン」を手に入れてしまった。

(c)2020 Nintendo

商店で購入し、早速部屋に配置してみると、作り込みがとても細かい。Aボタンを押すとアクションを実行できて抽出が可能なのだが、圧力ゲージも動くし、抽出の液色も真っ黒ではなく、クレマがありそうな明るめの茶色で、リアル感がある。

ところで、このマシーンの見た目に見覚えがある方はいないだろうか。本作のエスプレッソマシンのように、セミーオートかつグラインダーが一体化されているモデルは少ない。見た目からの判断だが、おそらくBreville「the Barista Express」がモデルになっている可能性が高いのではと感じた。

形状もやや異なるし、本来は存在しないポップなカラーなので、あくまで参考程度にした程度だろう。ポルタフィルターの位置も中央のため、上位機種「the Oracle」のほうが近い。とはいえ、ゲームの中の1アイテムとしては、驚くほどの作り込みだなと思う。

(c)2020 Nintendo
動作中の様子。抽出ゲージだけでなくランプが点灯したりと、動きが細かい (c)2020 Nintendo

なお、抽出時の音は本来のバイブレーションポンプではなく、ロータリーポンプというセミコマ仕様。その割には、抽出停止後に液がポタポタ垂れてしまうので、ロータリーポンプ搭載モデルとしては珍しく3方向バルブは搭載していないのだろう。

また、このゲームでは手動エスプレッソメーカーのマキネッタ、手挽きのコーヒーミルといったコーヒーアイテムもある。残念ながら今作では喫茶店がなくなってしまったが、これらのアイテムでカフェを作るのも楽しそうだと思っている。

(c)2020 Nintendo