Pavoniの“公式タンパー”を購入。相性ぴったりで心地よい

パヴォーニ「Europiccola」の購入に合わせて、公式のタンパーを買ってみました。やはり公式とだけあって、サイズもピッタリ。ロゴも付いているなど見た目的にもマシンと相性がよく、満足できる一品です。

このタンパー、ネットで海外情報をみているとたまに使っている人がいるのですが、公式サイトで販売されておらず、探すのに苦労しました。どうやら公式で製造しているものではなく、公式ライセンスのもとに製造されているもののようです。

このタンパーを製造販売しているのは、台湾の台北にあるBPLUSというコーヒーショップです。今回は同ショップの公式サイトから、個人輸入で手に入れることができました。価格は本体が99ドル、送料と合わせて119ドル。タンパーとファンネルのセットです。

今回はセットを購入しましたが、それぞれ別個でも売られています。タンパーが60ドル、ファンネルが45ドルなので、セットだと若干お得ですね。タンパー以外にも、修理パーツやカスタムのレバーハンドルなども取り扱われています。

EMSで発送されたこともあってか、注文してからあまり待つことなく、すぐ手元に到着。到着時はビニール袋に入っていましたが、袋を開けると化粧箱が中に入っていました。

化粧箱には高級感があり、箱にはBPUSのロゴが印字されています。箱を持った感覚はずっしりです。

箱を開けてみると、各パーツがスポンジに収められています。開けた瞬間にわくわくさせてくれますし、高級感も感じられます。安い製品だと乱雑に入っていたりするのですが、こういう配慮も大切ですよね。

製品の素材はステンレス製で、作りの良さに関しても高精度。おそらく削り出しなので、持った瞬間のずっしり感も高いです。2つ合わせて1万円ちょっとという価格ですが、その価格に見合った作りの良さがあります。むしろファンネルとのセットだと考えると、お得かもしれません。ファンネルにもしっかりとロゴが印字されています。

このタンパーですが、ロゴといった見た目だけでなく、サイズ的にもPavoniのマシンに合わせた仕様となっています。Europiccolaのフィルターバスケットは52mmですが、このタンパーの直径は51.5mm。隙間がほとんどないピッタリサイズなので、粉がバスケットの壁に張り付くことがなく、きれいにタンピングができます。

またファンネルも専用に設計されているのか、ポルタフィルターの上に乗せた際に、ガタなくフィットします。ここまでの完成度とあれば、公式サイトなどでもっと広く扱ってほしいものです。

タンパーは多くのメーカーから出ていますが、ほとんどが58mm用で、Pavoniに最適な51mmは選択肢が少なかったりします。そういった意味でも「Pavoniユーザーは全員使ってみてほしい」、そう思えるようなアイテムでした。