
みなさまは、薪を割るときに何をお使いですか?
薪を割る手段としては、斧やナタがまず浮かぶかもしれません。私もそう考えておりまして、キャンプで薪を割るために最初に購入したものは、「なたとのこ」というナタとノコギリがセットになったものでした。
しかし私のようにカブ(バイク)でキャンプをするような人にとって、“大きさ”という問題に直面します。最初に購入した定番アイテム「なたとのこ」に付属するナタの刀身は165mmですが、全長にすると350mm、そして重さは約400gとなり、あまりコンパクトとはいえません。
また数回このセットを持ち込んでみましたが、バイクキャンプで重宝するのは、小さい焚き火台に収まる長さにするためのノコギリ。薪を割るということにそれほど優先度は感じられず、よりコンパクトな薪割り道具を探すことになったのでした。

薪割り道具で当初候補に挙がっていたのは、小型の斧やナタ。しかし値段が高いものが多く、炊き始めに数本使う程度ですので、躊躇してしまいます。そこで偶然存在を知ったのは、「ブッシュクラフト」というナイフで木を加工する手法。昔はあまり聞かなかった気がします。その中に、「バトニング」という薪割り法があったり、「フェザースティック」という着火剤の役割を果たす木の加工というものがあったりすることがわかりました。

ナイフで木の加工が行えるのであれば、大幅な小型・軽量化が期待できます。そしてフェザースティックに関しては、いつも着火剤で楽をすればいいかな、と思うのですが、“バトニング” に関しては驚きでした。なんといっても、ナイフを木に当て、峰の部分を薪で叩くことによって薪割りを行うのですから。というわけでおすすめのナイフを調べてたどり着いたのが「モーラナイフ」です。
大きさは22.4cmほど。ナタと比べると非常に小型で、「本当にこれで薪が割れるの?」と思ってしまいます。しかし作りは非常に堅牢感があり、「タフに扱っても大丈夫」なのだと思わせてくれます。

付属しているのは刃を納めるケースのみでシンプル。前に使用していたナタとノコギリのセットはケースが大きく、パッキングに無駄が生じていたので、シンプルなのは助かります。

実際に何度かキャンプで使用しておりますが、毎度スムーズに割ることができています。ただ、一度刃が食い込むだけで割れないことがあり、木の硬さや繊維の方向によっては厳しい場合があるかもしれません。

とはいえ、この大きさで十分な役割を果たしてくれることがほとんど。自分の用途であれば、最初からこのナイフを買っておけばよかったと、そう思える逸品です。
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