Mavinの完全ワイヤレスイヤホン「Air-X」を購入しました。価格は、ビックカメラにて15,530円でした。
購入の決め手は、なんといってもこの価格でQualcommのSoC「QCC3026」を搭載していることです。QCC3026は最近ようやく搭載されはじめたBluetoothのチップで、低消費電力と高い接続安定性が特徴。なんと、イヤホン単体で約10時間の再生が行なえます。
またこれまでの完全ワイヤレスイヤホンは、電車や駅の改札付近などでぷちぷち切れるモデルが多かったのですが、このモデルはQCC3026のおかげで、途切れるとしても一瞬程度。すぐに接続を復帰してくれるのでストレスは少ないです。
イヤホン単体の重さは4.5gと軽量で、つけ心地は、まるでイヤホンを付けていないようでした。充電ケースが小さいのもポイントです。ケースが小さいイヤホンだと、アップルのAirPodsが一番コンパクトかなと思いますが、それよりも一回り大きい程度です。
個人的に少し残念だったのが、イヤーピースが合わず、電車などの走行音が耳に入ってきてしまうこと。ベストポジションを見つければ問題ないのですが、少しでもずれてしまうと耳との間に隙間が入ってしまうようです。本当は別売りのイヤーピースを試せればよいのですが、本モデルのイヤーピースはおそらく専用品。ノズルが太く、手持ちのイヤーピースは使えませんでした。
サウンドについては低音が強く、ロックなどの再生は迫力があって好印象。電車内など騒音が多いところでも低音が埋もれにくいので、通勤時間のパートナーとして役立ってくれそうです。一方で、静かな室内での再生はホワイトノイズが目立ちました。Bluetoothイヤホンはホワイトノイズのあるモデルが多いので、外では快適なAir-X、家では有線イヤホンの組み合わせで音楽を楽しんでいこうと思います。