SK-11のノコギリ「S120-M」はコンパクトな焚き火台の必需品

キャンプといえば焚き火ですが、直火を禁止しているサイトが多いため「焚き火台」が必須です。しかし、コンパクトな焚き火台は、キャンプ場で販売している薪がそのまま入らないという問題があります。

そこで購入したのが、SK-11というメーカーのS120-Mというノコギリ。刃渡りが120mmと短いだけでなく、折りたたみが可能なためコンパクト。キャンプの荷物としても、邪魔にならずに持ち運びできます。

小さな焚き火台にはノコギリが必須

焚き火台と薪
巻きを半分に切断してから焚き火

たとえば人気の焚き火台「B-GO」の横幅は約300mmですが、キャンプ場の薪は約400mmほどあるため、そのままでは飛び出してしまいます。ノコギリがあることで、薪を半分に切断し、焚き火台に収めることが可能です。

ノコギリは用途に応じて刃の形状が異なり、プラスチック用や金属用などもありますが、S120-Mは木工用です。なお、木材だけでなく、塩ビパイプや竹の切断にも対応しています。

先述のように刃渡り120mmと、ノコギリとしては短いですが、薪を切るくらいなら十分な長さ。また、刃の先端を拡大してみると、焼入れ加工されていることがわかります。1,000円以下という安価なノコギリですが、切れ味と刃こぼれへの耐久性に配慮しているようです。

また、表面はポリマーコーティングがされているとのことで、サビを防いでくれるという仕様です。触ってみると、表面に樹脂の膜があることがわかります。ある程度使い込むと剥がれてきそうですが、いまのところは水をかけてしまってもサビることはないので安心です。

実際にキャンプで使ってみても、薪を切るのにちょうどよく、手が痛くなるということもありません。持ち手部分がエラストマー樹脂でグリップ性があるので、これが効いているのではと思います。

ソロキャンプをするとなると、焚き火台は小さめなものを選びがちです。そうすると薪が長くて入らないため、ノコギリで短くする必要が出てきます。そういった際に、コンパクトで切れ味もよく安価で手の出しやすい本品は、有力な選択肢だと感じました。