キャンプで食事をしたあとにする食器洗いですが、普通の洗剤では自然に悪影響。山奥では下水処理施設がない場所も多いため、キャンプ場によっては洗剤を指定しているところもあるほどです。
そこで筆者が使っているのが「エコベール」という洗剤。そしてこれを、「ナルゲン」というメーカーのミニボトルに入れてキャンプに持ち込んでいます。
エコベールは一般的な石油由来ではなく、植物由来で作られている洗剤です。これによって、排水されたあとに99%以上が微生物によって分解されるとのこと。同じような洗剤では、ヤシノミやフロッシュも有名です。
小さい容器に移して荷物をコンパクト化
エコベールを選んだのは、ちょうどいい大きさのミニボトルセットがラインナップされているため。洗剤というと大きいボトルが多いのですが、食器も多くないキャンプツーリングでは、とうてい使いきれません。
しかし、それでも多く、特に持ち物を小さくしたいキャンプツーリングでは、無駄にスペースを取ってしまいます。そこで購入したのが、ナルゲンのミニボトルです。
ナルゲンは水筒が有名ですが、もれにくいと評判です。あまり高地には行きませんが、山に行くと気圧差でボトルから洗剤がもれることがありそうなので、しっかりと締められる本品を選んだという理由もあります。
今回は、神保町にあるL-Breathにて、30mlのタイプを270円で購入しました。ほかにもラインナップとして60ml、125ml、250mlなど多種多様なサイズがありますので、用途にあわせて選ぶことができます。
液体が漏れにくいのは安心
今回は食器洗剤だけでなく、せっかくなので洗濯洗剤にも購入してみました。あまり洗濯用洗剤を使う機会はないと思いますが、小さく邪魔にならないため、服を汚したときのために持ち歩く予定です。
漏れにくいとのことで構造が気になりましたが、蓋の内側にゴムパッキンなどは特にありません。見た目ではわからないのですが、“独自のキャップシステム”を採用しているようです。
またキャップと関係ありませんが、本体が頑丈にできていることも気に入りました。キャンプでタフに扱ったとしても割れることがなさそうなので、漏れにくさと合わせて安心して使えます。
試しに水をいれてテストしてみましたが、強く押したり振ったりしてみても、特に問題ありません。実際にキャンプに持っていっても漏れることはなく、これなら気軽に持ち運びできそうです。
また使って感じたのは、パッキング時に気にしなくてもいいという楽さです。蓋側を下にしても漏れることがないため、荷物へ無造作に詰め込んだとしても安心です。
もともとのエコベールはミニボトルでも大きめでしたが、小型の容器に移して使うことで、荷物の小型化ができます。特にバイクでキャンプをしている筆者にとって、買ってよかったと思えるアイテムでした。