エスプレッソマシン、セミコマ購入への思索

エスプレッソマシンを、そろそろ買い替えたくなってきました。

私は2013年にエスプレッソマシンをデロンギ「EC152J」から始めて以降、2016年には定番と言われるランチリオのシルビアを購入して2年近く使ってきました。しかし当初からずっと気になり、憧れていた存在 “セミコマ” に、ついに手を出そうかと思っています。

シルビアは見た目もよく、ポルタフィルタも業務用と同じものを使え、ボイラーもそこそこ大きいためスチームがある程度強く、また抽出もEC152Jと比べると安定しているという状態で、正直な所これで満足、十分だとは思っています。

しかし抽出とスチームが同時にできなかったり、抽出圧のメーターがなかったり、いろいろと気になっている点はありました。でもやはり一番大きかったのはセミコマへの憧れであって、これ故についに手を出すことを決めてしまいました。

購入にあたって調べた結果、以下の3機種まで選択肢を絞る事ができました。

  • Rocket Giotto(Mozzafiato) Evoluzione r
  • Rocket R58
  • Izzo Alex Duetto Ⅳ

ちなみに結論からすると、Rocket Mozzafiato Evoluzione rに決めています。

調べるにあたって求めた条件はこのような感じです。

  • E61のグループヘッド
  • HXもしくはダブルボイラー
  • ロータリーポンプ
  • 抽出圧のメーター
  • PID
  • 水はタンク式
  • 電源は15Aまで
  • 個人輸入で20〜30万円

E61マシンはずっと憧れがありましたし、ロータリーポンプというところも譲れない条件でした。バイブレーションポンプだと基本的に最初に使っていたEC152Jと基本的に同じになってしまうこともありますが、抽出圧の安定性や静音性に惹かれました。ちなみに、Whole Latte Loveでの比較動画がとても参考になります。

したがって、このE61かつロータリポンプという時点で、上記の3点に絞られてしまったという要素は大きいです。他の選択肢として Profitec や ECM といったブランドもありましたが、値段が高いこと、また見た目が Rocketのマシンが好みだったこともあります。なので、RocketのGiotto(Mozzafiato)もしくはR58と、ダブルボイラーで評判のAlex Duettoが最後の3択に残ったわけです。

なおGiottoとMozzafiatoは見た目が違うだけで中身は同じ。Giottoはサイドパネルが特徴的な形になっており、有名なモデルらしいですが、個人的には四角いMozzafiatoの方が好きでした。

結局いろいろと悩んだ結果、ダブルボイラーは単体で15Aなのでグラインダーなどとコンセントが共有できないなど電力面での不安があること、また個人的に目指しているイタリア系の店ではHX機が多く、ダブルボイラーはあまり使用されていないことを考慮しまして、HX機であるRocket Mozzafiato Evoluzione rに決めました。

ちなみにGiotto/Mozzafiatoには、ロータリポンプのEvoluzione rと、バイブレーションポンプのType Vというのモデルがあります。バイブレーション(Vibration)のVと、ロータリー(Rotary)のrですね。

(1/12に la gondola で注文しましたが、110Vモデルは時間がかかることに加えて、パーツが足りないらしくまだ発送されていません。届いたらレビューなり購入記録なり書こうかと思います。早く届かないかな。)

※届いたので追跡記録などをまとめました↓