タンパーを購入して良かった。初心者でもエスプレッソの仕上がりに満足

これまでEC152Jでエスプレッソを淹れる際、タンパーを使っていませんでしたが、やはりタンパーが必要だと実感しました。上にあるのは、タンパーを購入して初となるエスプレッソの写真です。

タンパーとは、ホルダーに粉を入れた後、押し固めるための道具です。エスプレッソを淹れる上で重要な工程で、タンピング次第では味のコントロールも行えます。

そんなタンパーですが、EC152Jには付属していません。そのため、これまでは付属の計量スプーンの平たい部分を使って、軽く表面を固めていました。

タンパーを購入するまでは、クレマの出ない、シャバシャバのエスプレッソが限界でした。やはりタンパーを使うことで、しっかりと粉を固められるので、濃厚な抽出ができるようです。

購入したタンパーは、ハンドルが木製で、ベースがステンレスのものです。価格はAmazonで3,000円ほど。ステンレスの部分は削り出しのため、見た目よりも重みがあり、重厚感を感じます。なお、メーカーによってサイズが異なるので注意。デロンギの場合は51mmで、純正品も発売されています。

エスプレッソの味ももちろんですが、タンパーがあると、「エスプレッソを淹れている」という感覚が味わえます。まるでバリスタ気分。趣味ですから、こういった雰囲気も大切です。

タンピングの難しいところは、どのくらいの力でタンピングすれば良いのかわかりにくいところ。17kgくらいの力をかければいいようですが、感覚でやっているので正解がわかりません。また、タンピングは水平に押すのがベストですが、つい斜めになってしまいます。

しっかりとしたタンピングができると、バスケットに詰めたコーヒーの粉に対して、均一に圧力がかかってくれます。現状では斜めになってしまうので、圧力が偏ってしまうのでしょう、クレマの厚みもまだまだです。

安定したタンピングができるようになれば、グラインダーの粒度も決めやすくなり、より設定も追い込めます。これからはタンピングに慣れていくことで、より良いショットを抽出できるよう、試行錯誤を重ねていきたいと思います。